(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年5月号『Z世代 ホントのところ』に記載された内容です。)

最近の映画やドラマを見ていても、家族や恋愛の多様化が描かれているものが増えてきました。本記事では、未来に一番近い人たちであるZ世代の価値観やインサイトを見つめ、家族や恋愛のカタチの変化を考えていきます。

 

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年5月号『Z世代 ホントのところ』に記載された内容です。)


1.はじめに


 

Z世代とは、主として1990年代中盤以降に生まれ2010~2020年代に社会進出する世代を指す。今まで様々な市場を牽引してきた団塊世代が後期高齢者となり購買力が低下してきたこともあり、今後新たな市場開拓者として注目されている世代である。

三菱総合研究所では、毎年6月に日本在住者を対象に大規模生活者調査である生活者市場予測システム(Market Intelligence & Forecast:以下mifと表記)を実施しているが、本稿ではこの調査結果から見えてくるZ世代の特徴を定量的にひもといていきたい。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年12月号『中国のお一人様経済圏』に記載された内容です。)

全世界的に今、話題となっているZ世代は大きく中国の消費をも変えようとしている。しかし、その消費行動の基本となるものはその育ってきた環境に大きく左右される。日本や欧米と違うところは、Z世代のほとんどが一人っ子であるということだ。そしてその両親は多くが一人っ子ではなく、兄弟のいる世代なのだ。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年10・11月合併号『時間FACTFULNESS』に記載された内容です。)

〇コントロール可能なコンテンツ、アンコントローラブルなコンテンツをすみ分けて使うZ世代のエンタメ消費
〇Z世代の可処分時間消費は“リアタイ”が基本。エンタメには「飾らないリアリティ」が必要に

 

フランスの哲学者ポール・ジャネが発案した「ジャネーの法則」によると、「時間の経過の早さ」は、「年齢に比例して加速する」といわれます。これはいわゆる「体感時間」のことで、同じ一年間(実際の経過時間)でも、幼少期は長く感じて歳を重ねるごとに早く感じることを表します。

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