オムロン サイニックエックス株式会社は、親会社のオムロン株式会社の創業者である立石一真氏が提唱した“SINIC”(Seed-Innovation toNeed-Impetus Cyclic Evolution)という未来予測理論に基づいて、未来の科学と技術が社会に革命をもたらす方法を模索しています。オムロンのイノベーション戦略の出島として、創業の原点を強く意識し、社会課題ドリブンのイノベーション創出に取り組む代表取締役社長の諏訪正樹氏にお話を伺いました。

《座談会》

中島 聡 氏 (写真中央)
(公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 専務理事、本誌編集委員)
窪内 秀典 氏 (写真左)
(一般社団法人日本民間放送連盟 CM運行等対策部会 幹事、株式会社テレビ朝日 ビジネスソリューション本部 セールスプロモーション局 CM部長) 
沼澤 忍 氏 (写真右)
(株式会社電通 コーポレートオフィス 広告電通賞プロジェクト部 事務局長)

<事務局>
小泉 恭兵 氏(公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 事業部 主事)
藤井 亮 氏(一般社団法人日本民間放送連盟 業務部 副部長)
木村 敏文 氏(一般社団法人日本広告業協会 副事務局長)

ドラマ1,500作以上、映画30本、舞台80作以上をプロデュースし、宮﨑あおい、堀北真希、夏帆、大政絢などの俳優を発掘し、監督や脚本家などの教え子を輩出。当業界でアンドリウチルドレンと呼ばれる人々を育てた名プロデューサー・丹羽多聞アンドリウ氏に、感動業の戦略、そして人・組織と行動についての本質論をうかがいました。

<目次>
 1.働くことを楽しめているか?
 2.知性のあり方を変えるChatGPT
 3.ノンプロの強い味方:生成AIを活用した新たなキャリア形成の道
 4.時間を節約するための、ChatGPTの活用フレームワーク「4H」
 5.付録:ChatGPTによる簡易キャリア  カウンセリング(プロンプト付き)

日本は人口減少と高齢化が進む中、労働力の需要と供給のバランスが崩れる「労働供給制約社会」に突入すると、生活維持に必要なサービスの水準が低下し、社会的な危機を引き起こす可能性があります。しかし同時に、人間の活動や労働に対する考え方や価値観を変えるチャンスでもあると捉えることができます。日本だけでなく世界が直面する未来の課題に対する解決策やイノベーションの可能性について、リクルートワークス研究所にて、次世代社会のキャリア形成を研究する古屋氏に話を伺いました。

2022年10月にすべての放送枠で「字幕付きCM」の受け入れが開始されました。字幕付きCMは聴覚障がいや難聴を抱える人の情報保障、マーケティング施策として価値の高い取り組みです。多くの聴覚障がい者の方々からのCMの内容を理解したいという声をきっかけにして、テレビCMに字幕を付ける取り組みが始まっています。日本には、耳の不自由な方たちが難聴者を含めておよそ2,000万人いるといわれています。つまり、人口の約15%が、テレビ放送の音声情報を得にくい状況にあるのです。
そこで今回は、実際に字幕付きCMをご覧になって実際にどう感じているか、当事者の立場から字幕付きCMを理解する活動などを行っている岡山市難聴者協会のお二人に直接お声を伺う機会を得ましたので紹介します。

今回は、旭化成グループの全従業員デジタル人材化に向けたeラーニングシステムの設計を担当されているデジタル共創本部CXトランスフォーメーション推進センターの皆様に、人材の育成方針や当協会のマーケティング検定eラーニング講座の導入の経緯についてお話をお伺いしました。

2022年10月25日(火)日本マーケティング協会のアカデミーホールにて、特別講座「The Digital Marketing Revolution」が開催された。同講座は早稲田大学マーケティング・コミュニケーション研究所と日本マーケティング協会の共催。コーディネーターは早稲田大学マーケティング・コミュニケーション研究所所長の恩藏直人教授が務め、メイン講演にイリノイ大学アーバナシャンペーン校のAric Rindfleisch教授が登壇した。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年7月号『時間と距離を越える学びの未来』に記載された内容です。)


大人のための「小学校」


 

「起立!」「礼!」一斉に立ち上がって挨拶をするのは、平均年齢50歳台の生徒たちだ。2015年に山形県高畠町で産声を上げたこの学校は、その会場として廃校となった旧時沢小学校の校舎を活用したため、「元が小学校なら名前も小学校に」となった。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年1月号『わたし的マーケティング論』に記載された内容です。)

かつてマーケティングは、日本で配給論として教えられたという。時代が変わればマーケティングの意義や捉え方、そして内容は大きく変わる。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年2月号『多様なASEANか、閉じたASEANか』に記載された内容です。)

コロナウイルスは、2019年末に原因不明の肺炎流行として報道されて以降、年明けには新型コロナウイルスとして全世界に蔓延しました。足元では、ワクチンの投与も開始されていますが、依然として、地域、国によっては、第2波、第3波への対応に追われている状況にあります。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年2月号『多様なASEANか、閉じたASEANか』に記載された内容です。)

高まる保護主義や国境閉鎖は、一見、ASEANの多様性に逆作用するように思える。しかし、パンデミックの影響でその多様な文化や社会、行動様式そのものが変化していることに我々は目を向けなければいけない。変化をとらえ、物理的、そして意識的境界を越えていくには、創造性とアントレプレナーシップが今こそ求められる。

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