コース全体を通して、経営的マーケティングを体系的に学習し、エグゼクティブとして必要なマーケティング、マネジメント力、特に課題解決型の生きた知識と知恵を習得していただきます。
マーケティング界を代表する学者とリーディング・マーケティング・カンパニーの経営トップや経験豊富な実務家による産学協同の講師陣より学びます。
ポイント
- 産学協同の講師陣による講義
マーケティング界を代表する学者とリーディング・マーケティング・カンパニーの経営トップや経験豊富な実務家といった産学協同の講師陣より学びます。 - ケース・メソッドによる討議
ビジネススクールなどで幅広く活用されている手法を導入し、個人での考察やグループで討議を重ねながら、実務事例をもとに戦略の意思決定力を涵養します。 - マーケティング・ワークショップ
ディスカッションを取り入れた参加型のセッションです。共通の課題に対して講師の司会により、参加者が少人数のグループで討議します。
参加要項
参加対象
- 企業の部長クラス以上
- 専任実務経験 10年以上
募集人数
- 20名
参 加 費
- 会員社 1名410,000円
(税込451,000円) - 一 般 1名572,000円
(税込520,000円)
講義スタイル
各科目の内容
- 基調講演・特別講義
企業経営におけるマーケティングの役割や考えておくべき理論、実務における展開、経営的な知恵と哲学、現在のマーケティング課題や理論を学びます。 - 経営者にとってのマーケティング
経営者の視点から市場や顧客との関係をどう構築し、組織として如何にマネジメントしていけばよいのかを学びます。 - グローバル戦略
経営幹部の視点から市場環境対応型成長をいかにマネジメントするかを考えます。
異業種やグローバル企業との戦いが増えている中での新たな競争戦略を考えます。 - イノベーション戦略
日本企業においてイノベーションを核として経営戦略転換が必要とされてきています。
経営者としてイノベーションを起こすために何をすべきか考えます。 - ビジネスモデル
事業が市場環境に対応した成長を行えるよう、経営幹部の視点から様々な方策を考えます。
異業種やグローバル企業との戦いが増えている中での新たな事業戦略を考えます。 - ソーシャルマーケティング
ソーシャルメディアの拡がりによって消費者行動も多く変化しています。
デジタル化の中で、企業のマーケティング戦略についてお話いただきます。 - トップに学ぶ
経営者や経験豊富な実務家をお招きし、経営、マーケティング活動の実践を学びます。
事業を創造また成長させ、ブレイクスルーさせるための哲学、人間力についても学びます。 - マーケティング最前線から
最新の企業のマーケティング事例から、企業の新しい戦略を学びます。
既存の市場をブレイクスルーした事業構想力・実行力についてお話いただきます。 - マーケティング・ワークショップ『シナリオ・プランニング』
不確実な時代に「先を読む」手法としてシナリオ・プランニングを講義・演習を通じて会得致します。
長期的な事業環境の変化を探し、長期的な経営環境の見通しを構想します。 - マーケティング・ワークショップ『ビジネス・ゲーム』
ディスカッション及びビジネスゲームを取り入れた参加型のセッションです。
経営幹部に必要なスキルをアクティブラーニングで身につけます。
講師陣(2020年10月時点)
コース委員長
黒岩 健一郎氏 青山学院大学大学院
国際マネジメント研究科 教授

1990年早稲田大学理工学部建築学科卒業。
同年住友商事株式会社入社。2000年同社退職。
同年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。
2003年同研究科後期博士課程単位取得退学。
武蔵大学経済学部専任講師。2013年同教授。
2014年青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。博士(経営学)。
著書『なぜ、あの会社は顧客満足が高いのかオーナーシップによる顧客価値の創造』同友館(共編著)他多数。
指導講師
内田 和成氏 早稲田大学
ビジネススクール 教授
日本マーケティング協会
理事長

東京大学工学部卒、慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て、1985年ボストンコンサルティンググループ(BCG)入社。2000年6月から2004年12月まで日本代表。
2006年4月、早稲田大学院商学研究科教授就任(現職)。2007年4月より早稲田大学ビジネススクール教授。
著書『ゲーム・チェンジャーの競争戦略』日本経済新聞出版社、『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』東洋経済新報社 他多数。
小田部 正明氏 テンプル大学
フォックス経営大学院 教授

1976年千葉大学卒業。80年ミシガン州立大学でMBA、87年博士号(Ph.D.)取得。
その後米テキサス大学オースティン校にて助教授、教授を経、エドワード・クラーク大使百年記念フェロー教授に任命される。
98年よりテンプル大学フォックス経営大学院にてWashburn Chair国際経営&マーケティング教授に任命される。
2016~2017年は米国国際経営学会の会長に就任。
著書『Global Marketing Management,6th ed.』『国際マーケティング』(邦訳) 他多数。
山田 英夫氏 早稲田大学
ビジネススクール 教授

1981年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。同年㈱三菱総合研究所入社。大企業のコンサルティングに従事。
1989年早稲田大学に移籍。現在に至る。アステラス製薬、NEC、ふくおかフィナンシャルグループ、サントリーホールディングスの社外監査役を歴任。専門は競争戦略、ビジネスモデル。学術博士(早大)。
著書『成功企業に潜むビジネスモデルのルール』ダイヤモンド社、『競争しない競争戦略』『異業種に学ぶビジネスモデル』日本経済新聞出版社 他多数。
鷲田 祐一氏 一橋大学大学院
経営管理研究科 教授

1991年に一橋大学商学部経営学科を卒業。株式会社博報堂に入社し、マーケティングプラナーになる。
その後、同社生活研究所、研究開発局、イノベーション・ラボで消費者研究、技術普及研究に従事。
また2003年~2004年にマサチューセッツ工科大学メディア比較学科に研究留学。
2008年に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士後期課程を修了し、博士(学術)となる。
ハイテク分野において、いわゆる「イノベーションの死の谷」現象がなぜ発生するか、克服には何が必要か、という視点から、ミクロ視点での普及学を研究。
その延長としてユーザーイノベーション論、シナリオ構築による未来洞察手法、デザインとイノベーションの関係なども研究している。
山本 伸一氏 株式会社チームボックス
Growth Trainer

1979年福岡県生まれ。トレーニング統括としてプログラムを設計し、リーダーシップの極意を伝える。
1on1ではときに厳しく、ときに深く傾聴しながらリーダーの成長をサポートする。
東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(DC2, PD, 海外)を経て、ベン・グリオン大学研究員。5年にわたりイスラエルでユダヤ人のネットワークを研究。
現在、東京理科大学・國學院大學講師。
瀬田 信吾氏 株式会社ウィル・シード
代表取締役社長

一橋大学商学部を卒業後、アクセンチュア㈱Human Performance Group(現Strategy Group)にて業務プロセス改革などの複数のプロジェクトに従事。
2008年「教育を通じてより良い世の中に」掲げ、学校や企業に対して体験・体感型の教育プログラムを提供するウィル・シードに参画し、営業・商品開発や研修講師、組織開発プロジェクトの推進や同社のマーケティング責任者などを経験し、代表取締役に就任。
平井 陽一郎氏 BCGデジタルベンチャーズ
マネージング・ディレクター&パートナージャパンヘッド

三菱商事を経て2000年にボストン コンサルティング グループ(BCG)入社。
その後、ウォルト・ディズニー・ジャパン、オリコンCOO(最高執行責任者)、ザッパラス社長兼CEO(最高経営責任者)を経て、2012年にBCGに再入社。メディア、エンターテインメント、通信業界を中心にアライアンス、成長戦略の策定・実行支援、特にデジタル系の新事業構築などを多く主導。
また、BCG Digital Ventures東京センターの創設をリードし、開設後はジャパンヘッドとして、デジタルメディアやコマース等の新規事業創出、立上げ、出資など幅広く手掛けている。
その他実務家講師多数予定