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素材、つまり、あるがままの状態を活かすということ
この原稿はリオ・デ・ジャネイロから東京への乗り継ぎ地であるドバイの空港で執筆されている。2016年の夏は海外出張が重なり、日本にいる時間がほとんどなかった。
企業による「アート・マーケティング」の可能性とベネフィットを考える
アートは人類が発祥して以来、社会に対し多大な影響や役割を果たしてきた。
経営はアート
今回は、縁あって『経営はアート』というテーマで記させて戴く事になりました。その縁の切欠は、総務省(その前は行政管理庁)から発行されている『行政と情報システム』に連載していた『システム化のコツ』で記した『経営はアート、管理はサイエンス』(2009年6月号第174話)であったと聞いています。
ゲーム産業革命 これからのゲーム業界はどこへ向かうのか?
原始を辿れば、人々が生きるために狩猟を行うことは広義に考えればある種のゲームだ。つまり、狩猟法やエサを工夫することで、獲物を増やすというゲーム攻略と考えても良いだろう。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年9月号『生活者が思うCO2削減って何だろう』に記載された内容です。)
解決策を知る -ゴールと道筋を思い描く
「地球温暖化が起きているのは知っているけれど、何をしたら良いかわからない」
「大きな問題すぎて、私にできることなんて小さいし・・・」
「気候危機に取り組むのは、私(市民)の仕事ではなくて、企業や国の仕事でしょ?」
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年7月号『時間と距離を越える学びの未来』に記載された内容です。)
逆参勤交代とは
越境学習が注目されるなかで、効果的な地方の学びとして何が有効だろうか?その切り札として、2017年から推進している「逆参勤交代構想」とその具体的事例を本稿では紹介したい。逆参勤交代とは、首都圏から地方への期間限定型ワーケーションである。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年2月号『やってみた』に記載された内容です。)
コロナ禍におけるチャレンジ
新型コロナウイルス感染症拡大から3年目に入り、2022年の幕が開いた。これまでの2年間で、多くの会社が事業の見直しを図ったり、新しい事業に挑戦を行ったりしてきたのではないかと思う。価値観の変化が急速なこの時代、チャレンジなしにこれからの時代は生き抜けない。
漢字マンダラでは、“変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの左上部は “道”に繋がる漢字群である。“道”を生み出すには、あるいは“道”に対応するには2つのアプローチがある。一つは“想”であり、もう一つは“徳”である。今話では、“徳”を実現するのに必要な “倫”、“悟”、“哲”、“根”、“軸”、“遍”という6つの要素(文字)を語ってみる。
漢字マンダラでは、”変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの左上部は “道”に繋がる漢字群である。“道”を生み出すには、あるいは“道”に通じるには2つのアプローチがある。一つは“想”であり、もう一つは“徳”である。本話では、“想”を実現するのに必要な “兆”、“真”、“情”、“温”、“感”、“愛” という6つの要素(文字)について述べる。
漢字マンダラでは、基本となる“変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの左下部は “理”に繋がる漢字群である。“理”を生み出すには、あるいは“理”に対応するには2つのアプローチがある。一つは“和”であり、もう一つは“調”である。本話では、“調”を実現するのに必要な “流”、“順”、“統”、“動”、“静”、“対”という6つの要素(文字)の話をする。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年1月号『わたし的マーケティング論』に記載された内容です。)
「相手の気持ちや、思いを想像し、笑顔や感動、驚きを創造すること」。それが、わたし的マーケティング論です。
大学、大学院の講義や、企業の研修でよく例えとしてお話することが、マンガ『ドラえもん』の、ドラえもんと、のび太君の話です。ドラえもんのストーリーは、誰もが知っており、学生からシニア層まで共通の話題として提供できるので、マーケティングに限らず、経営学全般の講義、講演等で大変重宝しています。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年2月号『多様なASEANか、閉じたASEANか』に記載された内容です。)
1.海外駐在員として
私の海外駐在は2018年2月、タイのバンコクが始まりだった。25年以上日本の営業畑で勤務してきたが、シンガポール現法のタイオフィスの責任者として初の海外駐在員となり、日本とは違う文化やビジネススタイルに日々奔走した。当初一番の壁は言葉であったが、未熟な英語を駆使しながらでも、コミュニケーションを全力で試みローカルスタッフと代理店との関係構築をつくることを目標とし、出来る限り自分から心を開き信頼し活動してきた。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年1月号『新型でいこう』に記載された内容です。)
2020年は、世界中が新型にやられてしまった感のある1年だったが、そのことがこれまで顕在化していなかったことを浮き彫りにした側面も否定できまい。もろもろの議論はあるもののハンコを連ねることによって成り立っていた役所の稟議改革が菅新政権の目玉政策のひとつになったり、ネット会議が飛躍的に増えたことによっての業務見直しやリモートワークの可能性への議論も盛んだ。