ファッションの流行に興味はなく、自分の仕事には関係ないし、それなりに見えて、動きやすければいいと考えている方も多いだろう。だが、世界初の産業革命はイギリスの繊維工業から始まり、経済や産業の発展とファッション産業は密接に関わってきた。地球課題の観点からみると、製造にかかるエネルギー使用量やライフサイクルの短さから環境負荷が非常に大きい産業であることが問題視され、国際的な課題となっている。

 

───人間は本来ならば平等に生きる権利があるわけですが、現実には、例えば性差、年齢的なもの、病気、ケガ、家庭環境など、あまり公平じゃない部分があります。それらに対して何とか解決の糸口を見出して、そして誰もが皆幸せに包まれる明るい未来をめざしていきたいと思っているのではないでしょうか。
 そうした中で今回、さまざまな性差による広告表現の不適切さの是正など多彩な取り組みをされている「アンステレオタイプアライアンス(Unstereotype Alliance)」の活動について国際的に活躍をされている石川雅恵さんに具体的な活動の概要や今後へのお考えをお伺いしたいと思います。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年9月号『子どもドリブン:未来に挑む企業の芽』に記載された内容です。)

本稿は、株式会社メルカリPeople Experience Manager望月達矢氏へのインタビューをもとに、株式会社メルカリ取締役President(会長)小泉文明氏の発言を加味して、作成しました。

 

いまや社会インフラともいえるほど広く老若男女に利用される(月間利用者数2千万人に迫る)フリマアプリを提供している株式会社メルカリは、2018年6月の上場から3年余りの若い企業ですが、その社員向けプログラムはすでに日本の上場企業の先端を走っています。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2020年8月号『DX : 先行する生活者、日本企業は追いつけるのか』に記載された内容です。)

読者の方はいま、どこでこの冊子を読んでいらっしゃるだろうか。会社のデスクで少し空いた時間に情報収集する。ついこの間までは、そんな方が多かったかも知れない。しかし新型コロナの流行で、私たちのワークスタイルは大きく変わった。オフィスに行くこと自体が、当り前のことではなくなってしまった。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2020年1月号『美意識』に記載された内容です。)


「美意識」と聞いて思い描くもの

美意識。今回のテーマであるが、正直な話、ピンとこなかった。そこで、辞書を引いてみる。
「美に関する意識。美しさを創造・受容する心の働き。また、何をもって美しいかをきめる基準や考え。(日本国語大辞典)」とある。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2019年11月号『見えていなかった大切な一面』に記載された内容です。)


行き詰まりからの脱却を目指しデンマークへ
大学を卒業し、新人社員として都内の企業で働いていた2017年冬、私はデンマークへ行くことを決意した。デンマークは人口約575万人、面積は九州と同じくらいの大きさのとても小さな国だ。消費税25%といったように、国民の税負担が高い国であるが、その一方で教育費や医療費は無料であるため高福祉国家として知られている。

株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントは、1982年から30年以上にわたって毎年、首都圏在住の18~79歳男女3,000人を対象に「生活全般の意識調査」を実施し続けています。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2018年9月号『ふらり。 …隙間と自己調律』に記載された内容です。)

築55年、元は手袋を梱包する工場だった空きビルの1階で、何らかの事業を入れたい、との相談を受けた。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2018年4月号『働き方開拓』に記載された内容です。)

働き方改革の本質
働き方改革という言葉が注目されるようになって久しい。多くの企業がこの波に乗ろうと、「働き方改革」を掲げて色々な活動を行ったり制度を導入したりしている。

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